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アートで人と地域を繋ぐ!まちアートプロジェクトの活動紹介・広報ブログです。
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KAPLらくがき展レポート
2008.9.20(土)、21(日)の2日間行われたKAPLでの「らくがき」展をレポートします。

KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)はまちアートプロジェクトと連携してアートを発信しているギャラリーです!

KAPL9月の企画は、誰でも参加できる「らくがき」展。

壁、天井、床に真っ白い画用紙を貼り、参加者が「らくがき」をしていくことで次々に変化していく展覧会です。

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以下、KAPL代表浅見俊哉さんのレポートです!


***

 今回の展覧会コンセプトでもある、「らくがき」の持っているコミュニケーションの力が参加者の一人一人によって実感できました。


それを深く感じたのは、ギャラリーの前を通りかかった人が次の瞬間にはギャラリーの中に入り、中の参加者と一緒に「らくがき」を描きながらお互いのことを話す場面がみられたことです。


KAPLらくがき展レポート_c0127841_1924093.jpg


話しながら自分の好きなものを描いたり、住んでいる街の景色を描くなかで次第にお互いのことを知っていきます。そしてまた新しい参加者とコミュニケーションを取り、地面の画用紙の絵が次々に広がっていきました。


KAPLらくがき展レポート_c0127841_193579.jpg



 さらに面白かったことは、ただ面と向かって話しているときよりも、「らくがき」を描きながらだとスムーズにコミュニケーションをとることができたことです。

主にその関係が見られたのは、異世代同士のグループでした。

年齢差が20歳以上のコミュニケーションには、「らくがき」によって円滑な他者理解ができていました。

 その後、「らくがき」は外の道路にも及びました。

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 エンディングイベントの作品鑑賞会の中では、テーマに沿って自分の描いた「らくがき」を前に自分の考えを相手に伝えました。

お題は、「強いもの」「すごいもの」「すきなもの」など。

当然誰一人も同じ「らくがき」はなく、その考えも十人十色でした。


 MAP(まちアートプロジェクト)音楽スタッフによる「らくがき」展にちなんだミニライヴもありました。



(MAP音楽担当鈴木健一郎氏による『真っ白いキャンバス』)


最後に、空間にペンライトを用いて自分の運動の軌跡の「らくがき」を会場の参加者全員で描きました。



KAPLらくがき展レポート_c0127841_1961555.jpg
(カメラの長時間露光撮影によるワークショップライトドローイング)


 沢山の人が「らくがき」によってお互いを知ることの出来た2日間になりました。

最後になりましたが、お忙しい中ご来場くださった皆様、スタッフに深く御礼申し上げます。


***

私自身まちアートプロジェクトのスタッフとして参加しましたが、夢中になって落書きしてしまいました。言葉でコミュニケーションをとるのも楽しいけれど、限界がある。
らくがきでのコミュニケーション言葉ではできない部分を補ってくれました。
子どもたちと一緒に描いていると紙の上でクレヨンでの戦いも始まりました。手を動かすことでの会話もあるのだな、と実感した展覧会となりました。

10/26(日)の北越谷駅さくら広場でのイベントでも「らくがき」できるイベントを考えたいと思いました。



記事:鈴木+asami
by town-art | 2008-09-24 19:09 | KAPLとの連携
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